「法」と「倫理」

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mgic - 火, 2005 - 12 - 27 00:00

今、大型欠陥ビル事件が話題となっている。極限のコスト削減要請が招いた設計偽造が原因であると思われる。
建築基準法に限らず、法は守らなければならない。「法」は、やってはいけないことを明らかにするものであり、関係者の法に従う行動倫理が求められている。
そして、その有害性を無くしてゼロとすることを目指す。
これに対して「倫理」は精神活動の根本原理であり、法の精神を踏まえ、それを超える人倫の道である。倫理観が高ければ高いほど、より人類の理想に近い行動倫理を持つこととなり、「法」がマイナスをゼロに近づけるものとするならば、倫理はゼロをプラスに無限に拡大するものといえる。
経団連の「企業行動憲章」によれば「企業は、公正な競争を通じて利潤を追求するという経済的主体であると同時に、広く社会にとって有用な存在でなければならない」とある。
談合問題によって我々の業界は社会の信頼を失った。自らまいた種は、自ら刈らねばならない。「品確法」の施行により「発注者責任」が明確化された。「安ければよい時代」は終わったのである。
地球温暖化の進行、生物相の維持、総体としての地球環境維持に地域におけるコンサルタントとしての役割はますます重要となっている。

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