安重根

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mgic - 火, 2005 - 10 - 04 00:00

安重根という人の名を聞いた事があるでしょうか。日本ではあまり知られていませんが、韓国では独立運動の英雄とされています。

彼は、ハルビン駅で伊藤博文を暗殺した人物ですが、旅順の監獄で処刑され、その時の看守が千葉十七という宮城出身の憲兵でした。千葉は、安の思想、アジアの平和独立の志に深く感銘し親交を持ち、その証として安は、死刑の直前に千葉に一文を贈りました。その遺墨は25年前、千葉の遺族により韓国に返還され、現在は国宝とされています。

この返還を期に毎年、千葉の菩提寺である若柳の大林寺にて2人の友好の絆として、合同追悼法要が行われています。 今年も去る9月4日に約100人の関係者が集まり行われましたが、出席した韓国の幹部の人が「こんな片田舎の町で25年間も真心が込められた法要が続けられている事に、韓国民を代表して感謝し、日韓の友好、交流を更に深めたい」と話していました。

現在、日本と韓国はいろいろな問題があり、反日感情も多く残っています。しかし、先の戦争時に国の違い、立場の違いの中でも、お互い理解し合えた過去の事実があります。歴史上からみれば小さな出来事ですが、日韓正常化の根本的な解決の糸口そこにある様に思えます。

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